切子といえば薩摩と江戸しか知らなかったんですが、大阪にもあることを最近知りました。
僕は大阪生まれの大阪育ち。
でも数ヶ月前まで知らなかったなんて。
大阪の切子は薩摩切子の流れを組み、江戸切子より歴史が古いそうです。
でも現在では、たった一軒「切子工房ＲＡＵ」のみ。
で、その職人さん「宇良 武一」さんも結構お年だと知り、行ってみることに。
中小企業の並ぶオフィス街の大通りから１０分ほど歩いた小さなビル。
一階は喫茶店…と階段の隙間に細い通路が。
その奥がどうやら工房のようなんですが、入口に白髪のおじいさんが郵便受けをガサゴソ…狭くて奥に行けない。
すると、おじいさんはゆ〜〜っくり通路の奥に。
あれ、ひょっとすると今のは宇良さん？
声をかけたけれど、そのまま奥へ。
何回か声をかけたりインターホン鳴らして、５分後くらいにお弟子さんが出てきてくれました。（お弟子さんが３人いるそうです）
狭い工房ですが加工機が４台、教室の生徒さんらしき年配の方が２人ガリガリ削っておりました。
一番奥の加工機の前にさっきのおじいさんが。
「おー、やっぱり宇良さんだった」
事前に連絡してあったので、作品を机の上に並べて待っていてくれました。
どうやら、客の応対や教室はほとんどお弟子さんに任せておられるようです。
しばらくお弟子さんと話して、１つ購入することに。
この天満切子の作品はこの工房と帝国ホテル内のバーでしか購入できないそうです。
で、天満切子のグラス…
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